ッ・・バカッ!私のバカッ!!なんであんなことしたのよ!!
夕日を浴びて
私は恥ずかしさと後悔と言葉では言い表せない感情とで押し潰されそうだった。
詞より先に思いを行動として表してしまったことが恥ずかしい。
それに・・・新一がkissを躊躇した理由・・・あんな顔されたら嫌でも分かっちゃうわよ。
・・・あの、悲しそうな苦笑い・・・
嫌だったんだよね、子供のままってコトが・・・
ほんと、何してるのよ、私!
それに加えて、私達の間に立ち塞がる・・・江戸川コナンという実在しない人物・・・。
新一が悪いんじゃない、ってことは分かってる。
悪いのは新一をコナン君にした、悪い人達。
もう、新一とは顔を合わせられないと思う反面、江戸川コナンという‘子供’に普段通り接しなければいけないという事実。
昨日はあんなことがあった次の日ということもあって、お互い意識し過ぎてお父さんに変な目で見られちゃった。
けど、今日はそのお父さんも夜まで帰ってこない。
・・コナン君も少年探偵団のみんなと遊んでいて今はいない。
でも、もうすぐお昼時。私の一人の時間は終わり。
時計を見ると、もう11時半
私は溜息をついて昼食の仕度を始めた。
二人っ切りの昼食。
私達の間には食事の音と時間のみが流れてる。
何か話さなきゃ、って思うけど、何を話せば良いのか分からない。
それに、新一として接して良いのか、コナン君として接しなければいけないのか・・・。
ねぇ、どっちなのよぉ?
!!
っ、びっくした!いきなり見上げてこないでよ。
しかも上目使いとか、反則じゃない。
やだ、私赤くなってるし。
「・・ごちそうさま。」
「あっ、・・・午後からも元太君達と遊ぶの?」
「いーや、皆、用が有るから午後は無し。」
「へぇ、あっ、そっか。」
嫌な沈黙・・・
「あっ、蘭、お前、」ピンポーン
「あっ、はーい。」
・・・新一は何て言おうとしたんだろう・・・。
降りていくと、お母さんと同じぐらいの年の女の人が事務所の前に立っていた。
「すみません、父は今外出中でして・・・」
ふっと、振り向くと、子供の新一が居た。
「あっ、よかったらお話聞かせてくれませんか?何か分かるかもしれませんし・・・ねっ・・コナン、君。」
「うんっ!!僕だって少年探偵団やってるんだもん。きっとおばさんの力になれるよ!」
ねぇ、新一。・・・私の精一杯の演技・・・気付いてくれた?
依頼人は立花美千子さん。お父さんとお母さんの小学校からの同級生。
彼女の周りでは小さい頃から事件が多くて、いつもお父さんとお母さんと新一のお母さんに相談していた、とのこと。
一年程前にLSで新一のお母さんに会って、日本で何かあったら高校生探偵の工藤新一に相談すると良いと言われた。だけど、新一の家を訪ねても不在で、帰ろうとしたら、博士と哀ちゃんに毛利探偵事務所に行くと良いって言われた・・・。
依頼内容は立花さんのお父さんが先月亡くなられ膨大な遺産が遺されたけれど、用心深いお父さんが隠してしまって、遺書として隠し場所の暗号を渡された。
で、新一に暗号を解読して遺産を見つけ出してほしい、ということ。
新一は暗号を渡されてからずっと睨めっこ。
ねぇ、新一。何で私がさっきあんなこと言ったか、分かる?
きっと、新一のコトだから分かってるんでしょうね。
・・・ごめんね、新一・・・。
立花さんの家に着くと、新一は一人、遺書の暗号を持ったまま探しに行っちゃったから私は立花さんにお母さん達の小さい頃の話を聞いていた。
1時間ぐらい経った頃、立花さんは急に顔を暗くして俯いた。
「・・・こんなこと・・・貴方に言う可きでは無いって分かってるけど、時間の、無駄、ね。」
「えっ!?」
「だって、貴方は私の話を聞くだけ。何もしてないじゃない。」
・・・
「あの子は何かしてくれてるみたいだけど、どうせ、唯の小学生。見付かる訳無いじゃない。」
そんなこと無いっっ!!・・・だけど、反論出来ない・・・
「英理ちゃんと小五郎君の娘さんだから頼りにしてたのに・・・。」
唇を噛んで俯くことしか出来ない私。
情けない。
「やっぱり・・・」
新一は今までずっと一人で我慢してたのかな。もう、そんな辛い思い、してほしくない。
「やっぱり、有希ちゃんの言う通り、」
カチャ
「・・・新一君に頼む可きだったのよ。」
しっ、新一・・・もっ、もしかして・・・・!!・・・聞こえちゃったんだ・・・
悲しそうに苦笑する新一。
ねぇ、もう、一人で抱えこまないで。
私がいるよ。
「蘭姉ちゃん、ちょっといい?」
廊下で、又二人っ切り。
新一は淡々と用件を述べる。
刃物による殺傷死体が在ったこと、
警察を呼んでほしいこと、
死体が誰か立花さんに確認してほしいこと
「じゃ、俺まだ見たいトコあっから。」
「新、一。」
駆け出した新一の手を握って引き止める。
体は小さくても中身は新一だからかな、それだけでドキドキする。
この手を、放したくない・・・。
ペシッ
えっ!?
「バーロ、何考えてんだよ。」
「・・・・・」
ごめんね。傷付いてる貴方に、何もしてあげられない。
その上、慰められて・・・何やってるんだろ私。
「気をつけてね。」
「ああ。」
笑顔で見送る。私に出来る、精一杯のコト。
駆け出した背中は悲しげで、コナン君ではなくて、新一だった。
新一に見えた
私の数歩前を歩く新一。
ごめんね、私、ちゃんとお姉さん出来なくて。
何時もみたいに自然に出来ないの。
何故だろう、胸が、キュゥウってなって
コトバが上手く発せれない。
何て言えばコナン君の不安は晴れる?
何て言えば新一の傷は癒える?
ねぇ、分かんないの。ごめんね。
公園の入口で新一 コナン君の足が止まる。
「・・・・どうしたの?」
その言葉を待っていたかのように、コナン君は、走りだした。公園の中へ・・・
何で、どうして、相手は子供なのに、追い付けない。それどころか遠ざかっていくような気がする。
コナン君なのに・・
新一じゃないのに・・
コナン君なのに・・
見失ってしまった。
荒い息と共に涙が溢れてくる。
コナン君との思い出が走馬灯のように甦ってくる。
あれもこれも、何時も、全部、全部
新一だったんだ。
新一が、言ってくれたことなんだ。
新一が、ずっと隣に居てくれたんだ。
「・・・・バカッ」
私のバカッ、新一のバカッ!
でも、
・・・ありがとう
また、貴方に勇気を貰ったね。
ねぇ、今度は
私が貴方に勇気を与えたい
出来ることならなんでもするから
貴方の為に
力になりたいの
私は立ち上がって涙を拭った
新一を探そう、コナン君を探そう
辺りはまだ少し明るくて、人もちらほら歩いてた。
児童公園、噴水広場、そして遊歩道
公園の外れの小川に掛かる橋の上で私は、
新一の影を見付けた
橋の策の上に、彼は、
眼鏡を・・外して居た。
でも・・・
「コナン君!!何してるの!危ないでしょ」
背の高さがちょうど、貴方で
目が合うと、何時もの貴方の不敵な笑みを返してくれて
そこには、そこに居るのは・・・まるで・・・
私が駆け寄ると、突然貴方は子供の笑顔にすり替えて
「・・えへへっ、蘭姉ちゃん、抱っこしてぇ」
・・・周りの目が在るもんね、此処は公園。
貴方と私、二人っ切りじゃない
なのに・・・
抱き寄せられたのは
私だった。
貴方が私を包み込む様に、抱きしめてくれた
今、私の瞳には、貴方しか、新一しか見えない
私は今は、貴方の胸の中
自然と、涙が溢れてくる
でもこれは、さっきのとは違うのよ
違う涙よ
貴方にそれがわかる・・?
「バーロ、俺を誰だと思ってんだ?東の高校生探偵、工藤新一だゼ?お前のことぐらい、声聞きゃ分かるぐらい、ずっと一緒に居たんだゼ?ずっと見てたんだゼ?」
「知ってるわよ・・そんなこと・・前聞いたわよ・・」
「だったらそんな顔すんじやねーよ。・・・俺は、お前が見てくれているから強くなれるんだ、お前が笑って見てくれてたら何だって出来るんだゼ?俺は。」
「分かった。見てるよ新一、ずっと、ずっと・・・新一の為に、笑ってるね。」
「俺から目、離すんじゃねーゼ。」
「・・放さしてくれないくせに。」
ねぇ、新一、ずっと貴方を見つめさせてね?
そばに居たのに見つめさせてくれなかった分も、ね?
光の貴方も、影の貴方も、
アナタシカミエナクナルクライ
♪貴方しか〜見えない〜♪って、歌うな歌うな音痴めが!!ジューンブライド大好きサ
最後の方とか強制終了だよ、御免よ蘭姉ちゃん・・・大好きだよアンタ
ってかね、橋の策に立って173cmとかさ、よ、どんだけ低い策やねん!!ってことは置いといてください。
どーせ、迷宮のクロスロードのパクr(殴
なんか、色んなトコからパクリ過ぎたね。
♪貴方がいるから 私は強くなる♪の工藤Berとか、物凄く無理やりだし。
今更なんですが光の貴方ってどっちよ?影の貴方ってどっちよ?私は知りませんよ?(え
でわっっww最後までお読みいただき本当にありがとうございます!! 雪女